お雛様も将棋?
平安時代の貴人の生活が人形になった
3月3日の桃の節句の準備でショーウィンドーなどに雛人形が飾られたり、展示のイベントがあったりと
今年はお雛飾りを見る機会に恵まれました。
年代が新しくなるにつれて記念写真やケーキなど
女の子のお祭り色が濃くなる雛祭ですが、
雛という言葉は『小さい可愛いもの』という意味があるそうです。
徳川家に納められた雛人形にはミニチュアの道具が1000点以上も
付けられているという手間や技術のいる贅沢なものだったそうです。
動画では1000点の道具すべては写しきれていませんが
長持や駕籠、お琴、旅箪笥、カルタ、衣紋掛、食器など
殿様の生活する道具が並べられていました。
雛人形の道具
とある町で飾られていた雛壇の中にどこの家のいつの時代の物なのか
調べられませんでしたが、道具に将棋盤がありました!
碁盤もあるし、右側には謎の箱?も並んでいます。
それ以降注意して雛人形の顔だけではなく、
家財道具にも注目して観察するようになったのですが、
道具に将棋盤があったのはあの一組だけです。
よく見かけるのは、御所車や鏡台、裁縫箱、手あぶり、
茶箪笥、長持と女性が良く使いそうな道具です。
将棋盤や碁盤を道具に加えたのは、雛人形を贈られる女の子が
お嫁に行った後、宮中生活で退屈しないで遊べるように…
なんて願いがあったのかなと思いました。
ネットで調べたらあった
碁盤・将棋盤は将棋好きが特別に作ったわけではなくて、謎のもう一つの箱と合わせて三面揃という遊び道具のようです。
謎の箱は双六盤だということもネットで調べてわかりました。
クニちゃんの我楽多堂
というブログで三面揃えが紹介されています
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