初級者同士で19路盤を打ちました
タイプの違う2人が対局
昨日は囲碁サロンに一日遊びに行ってきました。びわのたねが少し後輩なので先手の黒番を打たせてもらい、
16目差(コミはなしのハンデあり)で勝ちました。
インストラクターの先生や他のお客さんが横で見ながら、
2人ともずいぶん打てるようになったね、と感動されました。
びわのたねは星に打ち、相手の方は小目に打って始まりました。
星と小目は似たような位置で方針がちがうのです。
星は『厚み』で戦う、小目は『実利』で戦う、らしい。
星と小目打ったその後の石は覚えられないので大体で書きました。
白と黒の色分けは記憶にある終局時の石の範囲
終局後にいただいた先生からのアドバイスでは
小目は地を確保する(実利をとる)ことに重点を置いた打ち方で、
そうやって守っている中に地を作ろうと打ち込んだびわのたねは
少々不利だということです。
そういうわけで黒が打ち込んでいったのですが、
左上は攻防が上手くできずに取られてしまいました。
白黒両方が緩かった左下もあと少しで取られるところでした。
白が打ち込んで来なかった右上と右辺の大きな地のおかげで
左で負けた分と中央で弱かった分をカバーできました。
左下を取られたり、6目半のコミがあれば負けていました。
(ハンデなしの場合、後手は地を数えるときコミを加算する)
星は打ち込まれる確率が高い
星に打った後はたいてい隅を狙って3三に打ち込まれるのですが、守ってばかりだと最初から小目に打てばよいのに。となります。
打たれるのは嫌だけどびわのたねは小目まで勉強する余裕がなくて、
2子の置き石(ハンデ)で星に石を置くのと似た形にできる
序盤は星に打つという作戦を取っています。
普通は3三に打ち込まれたら隅をできるだけ小さく取らせ、
その間に中央に向かって地を作れるように隅を囲いながら
中央に厚みを作る、 という考えだと教えてもらいました。
YOUTUBEに3三の嵌め手という打ち方が紹介されていました。
びわのたねは将棋の定跡ですら覚えるのが大変なので、
「3三の一部分だけ繰り返し打っているうちに覚えた」
という程度のことですが、違う変化もあるようです。
いきなり石に攻めかかられたときこの変化を知らなければ、
打ちこんだ白が悪くなるし、考える時間も消費させられそうです。
逆に星に打つ派のびわのたねには左下の方に黒の石があるときは
この手が使えるかもしれない(でもシチョウを使うので難しそう)
シチョウは動画内に出てくる斜めにずっと進んでいく打ち方で、
条件がそろっていないと成功しない打ち方です。