暴風で傘が引っ張られてくるくる回りながら出かけてきました
電車が止まるか心配でしたが参加してきたびわのたねです、
結局対局会は人数の集まりが悪くリーグ戦はなしで
色々な棋力の人同士まぜこぜで対局をしました。
参加者は主催の団体の人たちがほとんどで、年配の方が多く
角換わりや矢倉の古いスタイルの対局を沢山経験できました。
皆様お強くて、残念なことに駒落ち下手も含め対局は全敗でした。
しかし、せっかくの低級参加者ということで
普段より丁寧な感想戦をして色々アドバイスをいただきました。
角換わり棒銀で5四角 3八角とお互い角を手放してから
ここまではほぼ定跡どおりで、びわのたねは先手でした。
相手の桂馬が6筋に出てきたところを取るか
先に銀交換をするかで迷って銀交換をしました。
あとで感想戦をしていただいたときに
先に桂馬を取っていればよかったと教えていただきました。
「取られるつもりでいた桂馬が生きて5七に成ってしまったね」
「先に銀を交換してくれたので好きなところに打てて優勢になった」
飛角の2枚落ちは上手が金(この時は銀が出てきましたが) で
角の方にプレッシャーをかけてきても怖がって攻撃を始めないで
最後までカニ囲いを完成させておく。
上手はプレッシャーはかけても攻撃はできないので大丈夫。
飛車と左香の2枚落ちは定跡は知りませんでしたが、
練習していたおかげか棒銀で角を切って飛車先を突破できました。
そのときにもう1手、玉を7八まで寄っておけば8八銀と上がって
9九角成を防ぐことができるため、3三角は指せなくなる。
それならば竜を作られて金銀を取られた上手は苦しくなっていた。
2四歩から銀をさばくのを急がないといけない状況ではなかったので、
その間に玉を寄っていればよかったと教わりました。
1筋の左香がないので2五桂馬や引き角にして端に狙いを付け、
飛車も1筋に寄って雀刺しで1筋を破るやり方もあると教わりました。
今日の反省
やっぱり囲いが不十分なまま攻めてしまうのが反動に遭う原因
「先に攻め込まれたらどうしよう」というのを読みきるか
不安に打ち勝てるように、どこまでなら駒を進められて大丈夫か
対局での経験を積んで克服しないといけないなと思いました。
普段はリーグ戦の勝ち星のためにさっさと次へ行ってしまうのですが
対局数が少ないおかげで長考や観戦者も交えてみんなでの感想戦など
今回はたくさん可愛がってもらいました。
参加賞のお菓子もたくさんもらいました (^¬^)もぐもぐ。