中古はシーズン前に売ると買ってもらえる
リサイクルショップでの買取
引っ越すのはずっと先だけど、冬物のかさばる服とこの先使わなさそうなクルクル回るナッツ入れ(木製)を
最寄りのリサイクルショップへ持ち込み、買い取ってもらいました。
シーズン前ということでノーブランドの古着でも1着20円とかで
何とか値段が付いて引き取ってもらえました。
まぁここではいつも安く買いたたかれるのですが、
掘り出し物を買えることがあるので行きます。
ブランド品の銀製お揃いデザインのカフスとネクタイクリップが
ノーブランド品に交じって500円で売っていたり、
(銀の重量だけでも500円以上はあると思う)
こんな幸運は1度ぐらいでしょうが、幾何学的なデザインの
ブローチが袋に入って吊るされていてビニール越しに見えたのは
ピンの根元にK14WG、 D0.02という刻印でした。
こないだ大手の買取屋さんに持っていったら、
14金ながら3万円分の重さがある金の三角錐でした!
レディースの電池切れの動かない時計だと思っていたら、
自動巻きの時計で、持ち歩く振動でちゃんと動き出しました。
このお店でメッキ製品として買い取って売り場に並べたのか、
一山いくらで仕入れるアクセサリーの中に交ざっていたのか、
よくわからないですがとんでもない値付けでした。
人によってはお宝
びわのたねがリサイクルショップで買うとき決めているのは、「すぐ使うものでなければ割れ物は買わない」ということ。
綺麗なお皿や切子のグラスも使わないうちに落としたり、
災害にあって壊れたり、価値がなくなってしまいます。
割れ物だけど、決まり事を押しのけて思い切って買った
びわのたねにとってのお宝は陶器でできた飛車の香合です。
(香合はこうごうと読み、茶道で使われるお香の入れ物)
裏面はきちんと『竜王』の文字が書いてある上、
本物の駒と同じように頭に向かって厚みが薄くなっています。
茶道はやらないし、お座敷とか飾るような家でもないけど
普段いる机のそばのガラス棚の中に入れて眺めながら、
たまに使うアクセサリー入れとして置いています。
将棋の駒って縁起が良いものらしいけれど、飾りとしては
季節を象ったものではないから必ず要るものでもないです。
だから何かの機会に売られてしまったんだろうなぁ。
この器を作った人や、買った人は将棋が好きだったか、
商売繁盛や出世を願って誰かへ贈るつもりだったのかなと
びわのたねは勝手に想像して、これからも大事に使います。