名局の棋譜を暗記するとき持ち駒まで把握できるか
棋譜並べ、50の方法にでてくる脳内で終局まで並べられるように
という練習方法は持ち駒に歩が増えると取った枚数、
どこで使って1歩減ったか、今何枚持っているのかというのを
頭の中に想像して焼き付けるのにびわのたねは苦労します。
銀がどう進んでいくかなどの指し手の手順は
ストーリー性があって覚えやすいのですが、取った駒の種類や枚数は
数手進むともう霞んでしまってわからなくなるんですね。
頭の中で駒がはっきり見えて利きの範囲までわかれば
対局中もかなり先まで読めるようになるのにと思います。
目の前の将棋盤と別に頭の中に継ぎ盤ができるということなのですから!
頭の中に映像として将棋盤が浮かぶかどうかは
得意な人とそうでない人の個人差があると思いますが、
「持ち駒の歩は今何枚で飛車先をたたくには何枚使うか」
といったような局面での読みの力を強くするのに
役立ちそうなゲームを見つけました。
ネズミが可愛い |
きのあ将棋さんから将棋盤を使わせていただき、
改めてサイト内を探検したところきのあ将棋、囲碁以外に
ゲーム(きのあのがらくた)コーナーがありました。
ガラクタの中に複数ゲームがあったのですが、
ネズミが可愛くて「いちごがりゲーム」を選びました。
いちごがりゲームとは
一筆書きのように進みながらすべてのイチゴを集めて家へ帰るのです。将棋の読みに慣れていれば平気かもしれませんが、
結構頭をつかいます。 チャレンジしてみてください!
きのあ将棋の左サイドバーに兄弟サイトとしてゲームがありますもう少し詳しいルールを言うと、イチゴと引き換えに水を渡れます、
2つ水が続いている道では2イチゴ消費します。
陸の道は1回しか通れませんが水の道はイチゴがある限り通れます。
簡単なチュートリアルから始めて最初にチャレンジした本番がこれ
「れもんがりゲーム」と名付けられたマップです。
いちご4つ持ち帰れました |
イチゴの持ち数は数字で右に表示されますが、
水を渡ったその先、さらに水があるときにイチゴが足りるのか
途中でイチゴを拾えるならどういうルートが使えるか
ネズミを動かす前に一生懸命考えます。
これが頭の中で増減する持ち駒の歩の枚数を覚える訓練になるんです。
といってもびわのたねはそこまで能力がないので、
予想したルートにネズミを進めてみてはイチゴが尽きるという
失敗を何度も繰り返してやっと帰宅できるというレベルです。
それでも水を渡る前に頭の中でシミュレーションしてみることが
イチゴ(将棋で言えば歩)の計算の練習になりました。